流星は、先月24歳になったばかりの若い男性、やはり抑えようにも性欲が勝ってしまうのだろう……。流星はあっさりとした真由子の胸の乳首を含んで舐め回す愛撫などをすると、早急に真由子の中心を掻き分け力強く入って来た……。

可愛い雰囲気の残る流星だが、男としての律動は激しく力強く真由子の中心を責め立てる。流星の男の律動が、さらに速く激しくフィニッシュに向かって昇り詰めようとした、その時、

「もう無理……やめて……」

真由子は両腕を伸ばして流星の両腕を押さえて流星から逃げるように身をよじった。流星の男性自身が抜かれた。

「ご、ごめん……痛かったの?」

「う、うん……」

「大丈夫?  俺、シャワー浴びてくる……」

真由子はその時、自分の女性の部分が45歳頃のそれとはまったく違う状態に変化していたのに気づいた。

(思うように、濡れなかった……。流星くんのが、普通の男性のモノよりなかなか立派なイチモツだったけど、それにしても私の女性の部分は、45歳の時みたいにならないんだ。50歳ちょうどで閉経を迎えた。やはり変化してたんだ……)

真由子が閉経後の自分の身体に初めて気づいた瞬間だった。

「あ、あの、最後までイカせてあげられなくて、ごめんね……。それとこんな事になった私は、これからどうしていけばいいの?」

真由子は思わず流星に聞いていた……。

すると流星は落ち着いた口調で、

「……これからゆっくりと俺のやり方に慣れていけばいいよ。そうだなぁ……これからも普通に店でマッサージしたり、デートしたり、刺激が欲しくなったらホテルを利用すればいいんじゃない、そして今日2人にあった事は店には絶対言わないで内緒にしてください」

と言った。24歳になったばかりの若者にしてはその答えは落ち着いたものだった。

(大学生の時から3年以上歌舞伎町のBARでバーテンとして働いてたから、やっぱり女性慣れしてるプロ……って感じがする)

それが真由子の率直な感想だった。シャワーを浴びて帰って来た流星が4時まで寝かせて欲しいと言ったので、真由子は横で寝ている。

「土曜日の今日の午前中、実は新しいマンションに引っ越す日なので、帰ったら準備しないといけないんですよ……」

流星は予定通り4時過ぎに起きると、まだ夜明け前の歌舞伎町のホテルにタクシーを呼んで帰って行った。

次回更新は6月22日(日)、18時の予定です。

 

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