小説 歴史・地理 ファンタジー小説 東北地方 列車 2025.06.15 2匹の子猫は小さく口を開け険しい表情で〈デスゲーム、スタート〉 振袖の謎森 【第1回】 ホシヤマ 昭一 時空を超えた扉の向こうに待つのは、真実か、幻か この記事の連載一覧 花嫁列車に乗り込んだ姉弟が迷い込む謎の世界。摩訶不思議な猫たちに導かれ、運命の扉が開かれる。宮城県と福島県を繋ぐ阿武隈急行を舞台に繰り広げられる冒険ファンタジー。※本記事は、ホシヤマ昭一氏の小説『振袖の謎森』(幻冬舎ルネッサンス)より、一部抜粋・編集したものです。 写真を拡大 写真を拡大
小説 『終恋 [人気連載ピックアップ]』 【第4回】 高生 椰子 初恋の人と40年ぶりに会うことに。待ち合わせ場所で(あの人なら会いたくないな)と思っていると「緑のジャンパーを着ています」と… 【前回の記事を読む】40年会ってない元カノに会いたくなる男の心理って? 男友達に相談すると「俺なら会わん。何かあるで、それ」…嫌な予感がする待ち合わせ場所である梅田駅前のビルに着いたのは約束時間の15分前だった。一階の書店で10分程雑誌の立ち読みをするが、文字が頭に入ってこない。5分前に指定したエレベーター付近に移動すると何となく彼に似た細見で小柄な男性がリュックを背負って立っていた。ちょっと似…
小説 『テラスの旅路Ⅰ』 【第21回】 響乃 みやこ え…土砂崩れ? 出口が塞がれ、道はなくなっていた。ルートを変えて日本海側を通っていくしかないが、命を落とす危険性も… 【前回記事を読む】「はぁ? なんだよ、あれ…!!」突如、巨大生物が現れた。その背中には、地面だと思っていた木や建物…陸地が、そのまま乗っかっていた「土砂崩れ……? 嵐でも来たの……?」ティーナは急いで地図を確認した。ここ以外に通る道……だめだ、全部山でふさがれてる。旅立つ前に読んだ、ナギサが遺していた手紙。それには、ウィングフィールドにまで行く道は二つあると書かれていた。一つ目が今まで通ってきて…