絵本・漫画 切り絵 アート 絵本 2025.06.01 「なにかがわたしのかみをかきわけ大きくたばねつかみます。」「そしていきなりひっぱるのです。」――新視点からみる有名なあのお話 👉『わたしのはなし』連載記事一覧はこちら 【イチオシ記事】あの日の夜のことは、私だけの秘め事。奥さまは何も知らないはずだ…。あの日以来、ご主人も私と距離を置こうと意識しているし… 【注目記事】ある日今までで一番ひどく殴られ蹴られ家中髪の毛を持って引きずり回され、発作的にアレルギーの薬を一瓶全部飲んでしまい…
小説 『浜椿の咲く町[注目連載ピックアップ]』 【第13回】 行久 彬 「何をしても俺の勝手や。食わして貰っている身で偉そうに言うな」誕生日に発覚した夫の浮気。お祝いの準備をして待っていたのに… 【前回の記事を読む】「歳かねえ…腰辺りがキリキリ痛いんや」と、よく腰を叩くようになった母。病院に連れていくと、膵臓に手遅れの癌が…「ねえ、覚えている? 随分昔のことだけどお父さんの葬式のとき、お母さんはどうして泣きもせずずっと怖い顔をしていたの?」一人苦労を重ねて来た母には決して触れてはならない話題だったかもしれない。そう言ってしまった瞬間、美紀は智子が怒り出すのを予想した。しかし、そう訊かれ…
小説 『ながれ星 冬星』 【第8回】 石田 義一郎 直江の津名物・三連だんご。味見して、というので勘治はあっという間に平らげた。串まで舐めたところで「おめえ、だんご…」 【前回の記事を読む】「先月も額を割られた不審な仏が2人も出た。」…誰がやったかわからない、不審な変死体が発見され…翌朝はかなり冷え込んだが、日が差し込む陽気となった。二月下旬の直江の津・今町は、冬と春がめまぐるしく交錯する天候が多い。海猫亭(うみねこてい)の屋根裏部屋で一晩を過ごした勘治と濡れ鴉(がらす)の男は、軒つづきの奥にある共同井戸で顔を洗い、口をすすいだ。今町の町屋は鰻(うなぎ)の寝床(…