また実際に個人でマンション、アパート管理をする事はとても大変なため、ほとんどの人が専門の管理会社に管理を依頼しています。単に家賃収入を受け取るだけのビジネスでは決してないのです。
さらに今は少子高齢化の時代です。入居希望者よりも物件の空室の方が遥かに多くなっています。そのため需要と供給のバランスが崩れており、余程人気のエリアを除いて全国的に借り手市場となっています。
加えて2020年4月の民法改正に伴い、借り手側がより有利になったと言えます。
別項でも述べますが、具体的には退去時の原状回復費用を借主に請求できる範囲が狭くなった、入居中に室内の設備類が故障した場合の対応を今まで以上に迅速にしなければいけなくなった、などです。
そういった事への対策をしながらの賃貸経営が今は求められる時代なのです。
大家さん、その準備対策はされていますか?
管理会社の選び方と、大家さんとの関係性
まずアパート、マンションを所有すると、管理を依頼する管理会社を選ぶ必要があります。管理を任せる上で、選ぶべき管理会社と避けるべき管理会社のポイントを紹介します。
選ぶべき管理会社
・期待以上の仕事をする
大家さんと管理会社との間には管理業務契約があります。その内容を遂行する事は当然ですが時にその契約や常識から良い意味ではみ出して好結果を生みだす会社が良いと思います。
・フットワークが軽い
大家さんに言われた事を迅速かつ的確にこなせる事
・入居者募集、空室対策への知識が豊富で集客力が高い
・オーナー、 物件、入居者に対して親切できめ細かい対応ができる社員がいる
特に次の二つを迅速にこなす事は入居者様にも喜ばれ、大家さんにとって安定経営に繋がります。
・クレーム処理能力が高い
・オーナーに報連相をしっかりする
これらの項目がしっかりできると、かなり任せて安心の管理会社と言えるでしょう。
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