2018年10月19日金曜日

この前日に、自宅に、迷彩服上席捜査官から電話があった。

一瞬、背筋が凍り付きそうだったが、[押収したサプリメント等を返却するので取りに来るように]との連絡だった。

パソコンや電子機器類は税関チームの管轄、サプリメント等はキンマの管轄、ということのようだ。

やはり棚橋弁護士に付き添ってもらった。迷彩服と、無表情ノッポの対応だった。

容器に入ったサプリメントやハーブティー等は、そのまま返却され、一点一点確認しながらサインをしたのだが、プロテイン粉末の付着したままのプラスチックスプーンや空袋、使用済みのティッシュペーパーまでが、証拠品として、丁寧に、透明ジップ袋に入れられ、一つずつ番号シールが貼られていたのには驚いた。

そして、それらについては、「破棄の同意書を書くように」とのことだった。

「こちらで破棄する」と言われても、そうした物を残しておくのは気持ちが悪い。

「後から調べてみたらまた新たな成分が出た」ともされかねないという恐怖心が、あの取り調べ時のフラッシュバックとともに湧き上がってきた。

棚橋弁護士は、それを察知して、「全て返却してください」と伝えてくれた。

ところが、捜査官は、2人して、それを何とか覆そうと説得にかかった。

曰く、「帰り道で、もし、警察から声かけられて、このスプーンを持っていたら怪しまれるやろ」いやいや、もうとうの昔に、これらの検査は済んでいるはずでは?

そもそもそういうシチュエーションが有り得ない。

何故そこまで拒むのかは理解できなかったが、棚橋弁護士のネゴシエートにより、無事に全て回収して、帰路に就いたのである。

2018年10月21日日曜日

わが家は、オヤジの散髪も、本人のヘアカットも、オカンが自ら行っている。じつに経済的だ。

僕は、かつては、ちゃんと散髪屋に行っていたのだが、職場でハラスメントを受け始めた頃から、精神的にも時間的にも余裕がなく、もはや肩甲骨下あたりまでの長髪となっていた。

この日、オカンの手により、この髪はカットされ、小児癌患者のためのヘアードネーションとして送られた。

わずかでも、どこかの誰かの笑顔の一助となっていればと願う。

 

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