送信メール:元気発進 10号
送信者:永吉 大洋
宛先:《中川町役場》
送信済:00/12/07 午後8:26
雪が全くない、歩くと汗ばむほどの東京から、大雪の北海道に帰ってまいりました。
今は差別用語と言われて使いませんが、かつて表日本、裏日本と言われたように、朝、気象情報をテレビで見ますと、太平洋側は全て晴れマーク、日本海側は雨、雪のマーク。
そんな晴れマークの霞ヶ関にいますと、なかなか北海道を始め、条件の厳しい地方に思いを巡らすことは難しいのかな……とつくづく考えてしまいました。
今回、随行研修ということでI君を連れて行きました。
本人がどのように受け止めているか分かりませんが、霞ヶ関を歩くだけでも十分に研修の成果はあったと思います。
全国町村長大会も見学できましたし(森総理も間近に見ましたが、挨拶を読み上げていても、すぐ脱線して失言しそうな雰囲気が窺えました)、また早稲田大学の町村長会にも同席を許されて、O教授の「21世紀の政策課題−少子高齢化と男女共同参画−地方自治体の政策対応」についての講演も聴くことができました。
その講演の中で教授は「変化と変動」ということを述べていました。
結論を先に言えば、常識と非常識は簡単に反転する可能性がある。かつて誰がベルリンの壁が崩壊すると予測しえたか、自民党と社会党が連立を組んで、村山総理が誕生するなど誰が予想しえたか、そしてその時の議長が土井さんであることを想像しえた政治記者はいたであろうか、3日前に橋本元総理が入閣するなど、誰が考えたであろうか。
非常識と考えていたことが、大きな時代の流れの中で常識となっていく現況を踏まえ、一方では日本の常識が世界の非常識となっていることを、絶えず念頭においてほしい……といった内容でした。
上手に説明できませんが、話もくだけていて面白く、もう少し色々聴きたかったというのが本音でした。
町村長大会の前に、有楽町のどさんこ(道産子)プラザに行ってきました。
ちょうど、その日から下川町がワゴンサービスをしていて、売り子役の町職員としばし売れ筋の商品など情報交換をしてきました。
下川町長よりも先に激励してきました(笑)。
皆さん、様々なことを試みていますね。中川町も負けたくないですね。
そうそう、I君の霞ヶ関での感想を一つ聞きました。
「それにしても町長は、歩くのが速い」……です。
「自分のほうが、コンパスが長いのに」……これはI君の心の中です(笑)。