エッセイ 小説 絵本・漫画 絵本 動物 現代社会 人気連載ピックアップ 2025.02.16 「1匹死んでないか?…もういい乳が出てないんだな」にんげんは、残された私をつかまえようと手を伸ばす。 【前回記事を読む】「この犬が出産するのは何回目だっけ?…2匹か、少ないな」薄暗くせまい場所で、わたしたちは生まれた。でも、おにいちゃんはだんだん弱って… 次回更新は2月17日(月)、18時の予定です。 【イチオシ記事】あの人は私を磔にして喜んでいた。私もそれをされて喜んでいた。初めて体を滅茶苦茶にされたときのように、体の奥底がさっきよりも熱くなった。 【注目記事】急激に進行する病状。1時間前まで自力でベッドに移れていたのに、両腕はゴムのように手応えがなくなってしまった。
小説 『天命愛憐[注目連載ピックアップ]』 【新連載】 せと つづみ 「慰謝料は、会社が提示した額の倍は要求した方がいい。」落雷事故にあって入院している最中に話しかけてきた男は… 空は鈍(にび)色の厚い雲に覆われていたが、わたしはその向こうに広がっているはずの、青く澄んだ空を思い浮かべていた。病院に入院してから二日が過ぎ、全身の痛みがかなり引いて、普通に歩けるようになったので、わたしは外に出てみることにした。一階の待合室を通るとき、隣国フルグナとまた戦争になるのではないか、と話している男の人たちの声が聞こえた。「政治体制や思想が全然ちがうんだから、どうにもならないよ……」…
小説 『訳アリな私でも、愛してくれますか』 【第40回】 十束 千鶴 「やめてください!」夜道で後ろをつけてきた男に向かって声を上げた。すると次の瞬間、耳を疑う言葉が…… 【前回の記事を読む】「治ったの?それ」とアゴで私の胸を指した元カレ…私の胸について言ったひどい一言を、本人は覚えてもなかった。週末に予定されていたライブに一緒に行こうと言っていたオタク友達から、急遽行けなくなったと知らされた。SNSで知り合ったその友達は、家庭があるから仕方がない。今回も、夫の母親が入院したらしく様子を見に行くと言われ、さすがに理子も無理に一緒に行こうとは言えなかった。(家庭があ…