第 1 章 宇宙物質界と宇宙非物質界共存論

1.はじめに

本稿では、宇宙は宇宙物質界と宇宙非物質界との共存によって成り立ち、宇宙物質界は万物が「一つになろうとする無限の作用能力」と遠心力・万物の相互影響バランスによってそれぞれが存在し維持されている事を述べるとともに、宇宙における現象実態がこの試論と矛盾しない事を論証する。

2.宇宙の始まりの想定試論

宇宙に満遍なく満ち満ちた「同位体物質・素 < 0 」が「一つになろうとする無限の作用」が全域で一斉に始まり、全体渦、渦の中に渦、その中に渦と、全体渦の中に次々と無数の渦巻きが発生し、全体の渦巻きがいち早く中心核を創り整合され一定の全体渦巻きが誕生し、全体渦中に次々と無数の渦巻きが整合されて中心核ができ、宇宙は「無数の渦巻き物質界と無の非物質界」に形成された。

宇宙物質界と宇宙非物質界の「始まり」である。

初期において、いち早く誕生した宇宙物質界の中心核はますます高温膨張・強大化し、周りの無数の渦巻き群、渦巻き集団、渦巻きも全て万物、宇宙物質界の中心核を軸に渦巻き状に同体周回しながら、衝突、分裂、分散、合体を繰り返し整合され、それぞれの渦巻きに中心核が誕生して無数の銀河の礎が形成されたと考えられる。

宇宙物質界万物の原点は、「同位体物質・素 < 0 」が特有する「一つになろうとする無限の作用」が、全体渦巻き・無数の様々な渦巻きを発生させ、それぞれに中心核を誕生させて宇宙の全ての基礎を創り、同時に「無の空間・有って無い・無くて有る宇宙非物質界」を創ったとも表現できる。