俳句・短歌 俳句 コンテスト大賞作品 2024.11.09 句集『バーの二階で』より三句 バーの二階で 【第10回】 田中 龍太 幻冬舎グループ主催 『短歌・俳句コンテスト』大賞受賞作品 日本の四季を彩った、“今”を表現する一冊 この記事の連載一覧 最初 前回の記事へ 次回の記事へ 最新 コロナ禍以降、読書を楽しむ機会が増えた人も多いのではないでしょうか? 本書は、その間に編まれた句集です。※本記事は、田中龍太氏の書籍『バーの二階で』(幻冬舎ルネッサンス)より、一部抜粋・編集したものです。 夏の貌 悪戯は まうやめませう 桜桃忌 剃り傷の ある喉仏 青嵐 小ぶりなる 愛餐会の 稲荷寿司 【前回の記事を読む】句集『バーの二階で』より三句 【イチオシ記事】父の通夜に現れなかった妻。自宅階段の手すりに白い紐が結ばれていて… 【注目記事】もしかして妻が不倫?妻の車にGPSを仕掛けたところ、家から20キロも離れた町で、発信機が止まった!
小説 『拝啓、母さん父さん[注目連載ピックアップ]』 【第22回】 三上 ミカン 声のするリビングへ行くと、母の不倫相手が...まだ中学生の私を舐めまわすように見る男は、気軽に家に上がり込むように… 【前回の記事を読む】世田谷区に住み、幼稚舎から名門校に通う由緒正しきお嬢様。父親は私立大学の教授、母親は主婦をしながら事業に取り組んでいる。ダイニングチェアの講評会も無事に終わり、ダイニングチェアは学内に展示された。就活で必要なポートフォリオ用の写真撮影をした後、父に発送することを写真付きでラインするとすぐに返事がきた。とても喜んでくれているのが文面から伝わって、父への自分の気持ちがまた分からな…
小説 『夢を叶えた、バツイチ香子と最強の恋男』 【第34回】 武 きき 久しぶりに返ってきた夫。「お帰りなさい」私は胸で優しく抱きしめた。「ただいま」と言って彼は私のブラウスのボタンを外し… 【前回の記事を読む】手術後、目が覚めた夫。痛みに耐えている姿を見ているのが辛かった。私は手を握って励ますことしかできず…リハビリが始まった。一日三回。頑張れ。みるみるうちに、歩けるようになり、屈伸運動も出来るようになった。いよいよ、明日は退院だ。「高橋、本当にありがとう。一週間後に診察に来るよ」「ああ~、家でうんと奥さんに甘えろよ」一か月ぶりに、家に帰ってきた。「ああ~、嬉しい。香子」と抱きつい…