俳句・短歌 俳句 コンテスト大賞作品 2024.11.09 句集『バーの二階で』より三句 バーの二階で 【第10回】 田中 龍太 幻冬舎グループ主催 『短歌・俳句コンテスト』大賞受賞作品 日本の四季を彩った、“今”を表現する一冊 この記事の連載一覧 最初 前回の記事へ 次回の記事へ 最新 コロナ禍以降、読書を楽しむ機会が増えた人も多いのではないでしょうか? 本書は、その間に編まれた句集です。※本記事は、田中龍太氏の書籍『バーの二階で』(幻冬舎ルネッサンス)より、一部抜粋・編集したものです。 夏の貌 悪戯は まうやめませう 桜桃忌 剃り傷の ある喉仏 青嵐 小ぶりなる 愛餐会の 稲荷寿司 【前回の記事を読む】句集『バーの二階で』より三句 【イチオシ記事】父の通夜に現れなかった妻。自宅階段の手すりに白い紐が結ばれていて… 【注目記事】もしかして妻が不倫?妻の車にGPSを仕掛けたところ、家から20キロも離れた町で、発信機が止まった!
小説 『超能力探偵 河原賽子』 【第6回】 春山 大樹 急に連絡が途絶えたストーカー男の様子見に、家を訪ねた。電気は点いているのに返事がない。こじ開けたドアの向こう、見えたのは… 【前回の記事を読む】ストーカー気質の男の相談で探偵事務所を訪れた。「大抵の男はこれで震えあがる」とすすめられたオプションは…林良祐の家は都心の住宅街にあった。築40年以上は経っているであろう古ぼけた2階建ての木造家屋で、周囲は塀で囲まれているが庭は非常に狭く、そこに植えているというより勝手に生い茂ったような笹が周囲からの目隠しになっていた。西側に細い路地があり、そちら側に庭の小さなゲートがあり、…
小説 『飛鳥残映』 【第2回】 讃 紫雲 【聖徳太子】生まれながら伝説に包まれていた。早くに言葉を発したというが、その聡明さ故に女王から複雑な気持ちを抱かれ… 【前回の記事を読む】【聖徳太子】昼過ぎにあえなく亡くなった愛しき人。その死を知り、太子は「我も共に逝きたい」と静かにつぶやき…太子の臥せている寝所に入り控えていると、そのうち厩戸太子が静かに眼を開くと田村王子を傍に近づけて、「熊凝精舎(くまごりしょうじゃ)を汝に託したい」と一言つぶやくと、しばし中空を見つめた後また眼を閉じた。熊凝精舎とは太子が釈迦の祇園精舎にならって額田部の地に創建を進めていた…