ニ、飲料水の自給自足、ゴミ、排せつ物をエネルギーに変えるのですか?

大勢の人が未来都市に滞在すれば大量の水を必要としますが、未来都市の水道は海水浄化水が100%になり、この街の下に広がる海水を利用します。

人が食べれば排泄があります。排泄物とゴミ類は一か所に集められ、水分は二次水道水になり、未来都市で造られる野菜、果物などの栽培用、風呂、洗濯などに利用されます。

固形物は可燃性の物は焼却され、その熱を利用して野菜工場、ホテルなどの給湯に利用されます。

ホ、最大のメリットは自然災害に強い街になる事ですか?

東南海地震が発生しても、建築物は強度耐震技術で安全です。また津波被害は海上24mの空中都市なので何らの心配もなく、街のインフラ設備にも支障がなく、人災事故をゼロに出来ます。

へ、未来都市では今の時代に夢に描いた世界が当たり前になりますか?

仮想空間、メタバースが進化して、自分のアバター(自分の仮想分身)を未来都市観光に瞬時に向かわせる事が出来、世界の何処からでもアバターを通じて未来都市の施設を体感する事が出来ます。

例えば、アバターが未来都市のアーケード街を自動ロボット歩行車に乗って歌舞伎座の前で立ち止まり、看板を観て街の店舗前を散策しながら劇団四季劇場に向かい、アバターが自動ロボット車ごと入場します。

自分は自宅でコーヒーを飲みながら実際に上演されているオペラ座の怪人を観劇して、劇場に来ている人と同じように拍手でカーテンコールの出演者の満足げな顔を見て、終われば劇場を後にして自動ロボット車が事前に予約した飲食街のステーキ店に連れて行ってくれます。