小説 絵本・漫画 絵本 コアラ 大切なもの 2024.09.26 シカちゃんが「ブルーのパジャマ」を、サルちゃんが「しろいさんりんしゃ」をかしてほしいと言ってきたけれど… そのてのひらをひらいてごらん 【第4回】 向日 葵 | ワタナベ ミヨコ ほんとうに たいせつなものって なぁに なぁに? この記事の連載一覧 最初 前回の記事へ 次回の記事へ 最新 ほんとうに たいせつなものって なぁに なぁに? ※本記事は、作:向日葵、絵:ワタナベミヨコ氏の書籍『そのてのひらをひらいてごらん』(幻冬舎ルネッサンス)より、一部抜粋・編集したものです。 そのてのひらをひらいてごらん
小説 『迷いながら揺れ動く女のこころ』 【最終回】 松村 勝正 主人は下半身麻痺で、車いすの生活です。障害を承知で結婚しました。でも、私は何もしません。入浴介助からリハビリまで… 「そうよ、山形さんも注意遊ばせ。二人で篠田、山形と苗字で呼び合うのはいかにも他人行儀ね。これからはお友達になったのだから、下の名前で呼びましょうよ。私は『陽子』。山形さんは?」「私は『美代子』と言います」「素敵な名前ね。美代子さんは青葉台でしたわね? 長いんですか?」「まだ二年程です」「お子さんは?」「いません。主人と二人きりです」「ご主人のお仕事、伺ってもいいかしら?」「主人は在宅で個人事務所…
小説 『浜椿の咲く町[人気連載ピックアップ]』 【第34回】 行久 彬 児童相談所の女性職員と担任教師が家庭訪問――頑なに虐待していることを認めない父親 夏休みが終わり、二学期に入っても幹也の痣は止まなかった。事態を重く見た学校は、児童虐待を疑い伊勢市にある南勢志摩児童相談所に相談を持ち込んだ。持ち込まれた相談から数日後、相談所の女性職員二人と学校の担任の計三人による家庭訪問が行われることとなった。三人は、幹也の父濱田逸男の都合が良いという日の午後に訪問した。三人が通されたのは四十インチほどの液晶テレビとソファセットが置かれた客間だった。学校の担…