(二)第二のレスパイト病院へ
お試しドライブ
この病院は、山間の静かな町並みの中にあり、地域の総合病院として周辺地域の医療を担っているといわれている病院です。
ただ一つの条件として、個室入院ということでした。これが少し心配になりました。
私たち家族は、大部屋であれば他の入院患者さんの所に看護師さんが来られる時、何らかの形で夫が目に入ることになれば、その折に看護師さんに夫の様子も判ります。
また、他の患者さんの目にも触れることになるので、たくさんの目にさらされることになり、安心できると思っておりました。
でもよく伺うと、この度の夫の入院病室は看護師室のすぐそばということでしたので、それでは人工呼吸器の危機通報のアラームなども、看護室の皆様も、すぐキャッチできるであろうからと安心いたしました。
しかし娘に言わせると、もう一つ条件があると言うのです。それはわが家族側の条件です。私の運転技術ということなのです。そこで私が実際にその病院に行ってみることにいたしました。
この病院の所在地は、私の居住地の一市置いて隣です。まだ私にとっては未踏の地です。
そこはわが家からとにかく一直線に行けるということでした。それが方向音痴の私にとっては大いに助かりました。また、山あいの静かな町並みの中にあり、その周辺地域としては唯一の大きな総合病院であり、地域住民のみなさまの大きな信頼を集めているということでした。
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次回更新は10月1日(火)、11時の予定です。