小説 絵本・漫画 絵本 コアラ 大切なもの 2024.07.18 キリンちゃんはきいろいぼうしを、クマちゃんはピンクのスカートをかしてほしいときたけれど… 【前回の記事を読む】リスがはねてきて「ピアノのはっぴょうかいがあるからリボンのついたまっかなくつをかしてほしいの」と言ってきたけれど… 【イチオシ記事】「気がつくべきだった」アプリで知り合った男を信じた結果… 【注目記事】四十歳を過ぎてもマイホームも持たない団地妻になっているとは思わなかった…想像していたのは左ハンドルの高級車に乗って名門小学校に子供を送り迎えしている自分だった
エッセイ 『心に咲いた向日葵』 【第10回】 丸山 珠輝 「大声を張り上げたって誰も来ない」両手を捕まれ、無理やり触らせられ…。ことが終わると、涙を流しながら夢中で手を洗い続けた 【前回の記事を読む】「覚えるともうかるぞ」私はマッサージの"スペシャル"の意味をようやく理解した。そう言って横になっていた男は上向きになり…「スペシャルなんか教えていただかなくて結構です。そんなことまでして稼ぎたくありません」「おめえ、ようく考えろよ。めくらってのは、人に迷惑かけることが多いんだろう、そんな時に札びらちらつかせてみろ、少しはおめえらに手を貸してくれる者も出てくるってものよ。世の中…
小説 『エンゲージ・リング[注目連載ピックアップ]』 【第3回】 范 優生 「先生、寒いね」忘年会終わりに看護師と腕を絡めて歩く。2人きりでいたかったのに、突然「同期の男と合流したい…」 【前回記事を読む】35歳、女医。仕事から帰宅後、リュックを背負ったまま缶ビール。作ってくれた手料理を前に「もう1本」、と言うと彼氏は……健太と出会ったのは、二〇一一年十二月。前の職場での、忘年会の日だった。小児科病棟の看護師、元村さんと仲良くしていた頃だ。彼女は金髪に近い茶髪で、つけまつ毛もしていたりして見た目は結構派手だったけど、仕事はきっちりこなすタイプ。私以外の小児科医からも信頼されていた…