小説 絵本・漫画 絵本 コアラ 大切なもの 2024.07.18 キリンちゃんはきいろいぼうしを、クマちゃんはピンクのスカートをかしてほしいときたけれど… 【前回の記事を読む】リスがはねてきて「ピアノのはっぴょうかいがあるからリボンのついたまっかなくつをかしてほしいの」と言ってきたけれど… 【イチオシ記事】「気がつくべきだった」アプリで知り合った男を信じた結果… 【注目記事】四十歳を過ぎてもマイホームも持たない団地妻になっているとは思わなかった…想像していたのは左ハンドルの高級車に乗って名門小学校に子供を送り迎えしている自分だった
エッセイ 『遠い夢の向こうのママ[人気連載ピックアップ]』 【最終回】 かおる 身体中、痣だらけのまま着たウエディングドレス。DV夫が腕につけた痕は、結婚式の写真にもはっきり写っていた。 【前回の記事を読む】DV被害に衝動ODで入院。脳細胞の一部が死滅したらしく、言い返す気力も、考える力も、言い訳する思考力も、どこにもなかった。翌日はとても綺麗な教会で結婚式だったが、私の全身は手のひらサイズの痣だらけだった。ドレスから出ていた腕の痣だけ、結婚式の写真にも写っていた。結婚式自体はスムーズに進み、無事に終わり、その後の旅行は特にひどい喧嘩はせず満喫できた。後から聞くと、新婚旅行直前に…
小説 『残念ながら俺は嘘つきだよ[人気連載ピックアップ]』 【第2回】 二本松 海奈 「どうしてタクシー運転手が知ってるんだよ」…男が動揺した、知られていないはずの “秘密” とは 【前回記事を読む】揺れる機内。「安全に支障はありません」と言う機長を、(嘘だ!)と疑うある男……この男は罪の意識で震え上がっていたのだ。高梨と麻里那は、麻里那が研修医時代に病院で出会った。医局で遅くまで残り、仕事がなくても勉強し、よく新人医師である高梨に質問してきた。色素が薄い茶色の瞳に見つめられると、高梨は壊れそうなガラスを見せつけられているようで、直視できなかった。麻里那は、最初は他の研修医…