エッセイ 小説 詩 せつなさ 恋 2024.07.14 嵐の夜も、太陽の注ぐ昼も、霧がかった朝もやの中も、真珠の涙を貴方に届けます。 宝 箱 僕は疲れた いつか死んだら 僕の体は腐って 土に還って あなたの元へ。 金魚になったら 金魚の涙で泳ぐ。 行かないで 僕は此処にいるのに。 疲れたら休む 自然なことだろう? どうして前に進むことが 大事なの?
評論 『自然災害と大移住――前代未聞の防災プラン[注目連載ピックアップ]』 【第10回】 児井 正臣 壊滅的な被害が予想される東京直下型地震。関東大震災以降100年近く、都内では震度6弱以上の地震は発生していないが... 【前回の記事を読む】無理に人が住んでしまった?100万都市を形成するための地形的条件を満たしていない広島。洪水はある程度予想ができるので事前避難などを行うことによって少しでも被害を少なくすることはできるが、地震は突然やって来る。またその被害も、建物や設備の崩壊だけでなく、津波や火災など広範に及び、さらに電気・ガス・通信・交通機関などのインフラが長期に使えず、復旧にかなりの日時を要することが予想さ…
小説 『乙女椿の咲くころ[人気連載ピックアップ]』 【第12回】 倉田 裕美 英会話学校の年に一度のスピーチコンテストでクラス代表に選ばれ全国大会出場へ。三人の子供たちを連れて会場へ行くとまさかの… 【前回の記事を読む】女親には想定外だった息子の行動――親の言いつけをトリプルで反故にしてまでやりたかったこと、それは…子育てにも慣れた三十代の終わり頃、それまでの自分を振り返ってみて、高校を卒業したまま何の向上もなく、年を重ねていることを何とも不甲斐ないと思っていた。もし就職する必要が生じたら何ができるだろう。三人の子供を自分が支えなければならないことが起こったら、何ができる。就職するとしたら何…