第3章 遂に独立。日本で創業

商売で印象に残った五つのこと

ビジネスの信用の重要性

⃝五番目はビジネスの信用の重要性です。

2005年春、インターネットで見つけたある台湾メーカーからCD Rディスクを1万枚購入しようとしました。これは当時流行っていて売れる商品でした。一日でも早く仕入れたかったのです。

貿易は全部前金で払うのが習慣で、しかも台湾メーカーは私と会ったこともなく、全く知りません。当時日本のH銀行の外国送金は午前11時過ぎだったら、翌日の振り込み扱いとなります。

私は当日11時過ぎ、電話で台湾のメーカーの担当者である葉さんに「今日は送金できないが、早く輸出の手続きをしてくださいませんか」と電話しました。

数分話し合って、葉さんは「ジンさんの声を聴いて、信頼できる人だと思ったので、私は先に手続きをします。普通あり得ないことですが、あなたを信用します」と言われました。

私は会ったこともなくて声を聴いただけで信用されて取引できたことに自分でも驚きました。信用の重要さをしみじみと感じました。

まとめ

農業の技術がなくても春なら種を地面に撒けば収益がありますが、冬はそれが無理です。温室ハウスとノウハウが必要で、素人としては春に仕事をした方がコストは低いです。

創業者としての私は、電池の知識はなくても市場を知らずに偶然デジカメ時代にマッチしたニッケル水素電池の商売が当たってうまくいきました。たまたま運が良かったのですが、その後はよく努力し、やはりインターネット時代にマッチする正しい方法を使いました。

商売するとき市場のトレンドを判断するのはすごく大事です。製品の品質に対する製造全工程をしっかり管理して、可能性があるリスクを全部除けば最後には100%良品を作れます。ビジネスは製品だけではなく、営業マンのアピール力も必要で、これは会社全体に当てはまります。