エッセイ 小説 絵本・漫画 絵本 動物 現代社会 2024.02.10 ある日私は「売れ残り」と呼ばれる他の犬たちと一緒に小さな檻へ入れられてしまった 繁殖犬になった華ちゃんのおはなし 【第14回】 珠生 満ちる 「華ちゃん」という名前で呼ばれるまでの物語 この記事の連載一覧 最初 前回の記事へ 次回の記事へ 最新 日本中、世界中にたくさんの動物の命がある。厳しい環境で命を奪われてしまう動物もいれば、とても恵まれた環境で命を全うする動物もいる。そんな命の差をどうすべきなのか。動物の命について考えるきっかけになる、華ちゃんのおはなし。※本記事は、珠生満ちる氏の書籍『繁殖犬になった華ちゃんのおはなし』(幻冬舎ルネッサンス)より、一部抜粋・編集したものです。 繁殖犬になった華ちゃんのおはなし
エッセイ 『アイアムカタマヒ[注目連載ピックアップ]』 【第5回】 宮武 蘭 人形と変わらない右半身。支えがなければ立つことさえできないリハビリ初日 【前回の記事を読む】車椅子で迎えた転院初日──右半身が動かず始まった過酷なリハビリ【理学療法】大きな空間にストレッチなどを行うベッド、歩行訓練のための平行棒、筋トレを行うような様々な器具、小さな階段、そして大勢のリハビリに励む患者さん達……初日のリハビリは、前半ベッドの上でストレッチ。ベッドに移るのもコツがあり、右半身麻痺の場合ベッドの右側に行き、ベッドに対して斜め45度の角度で車椅子を停車しブ…
小説 『極彩の岬』 【第2回】 熊坂 俊太郎 旧海軍兵学校の流れを汲むY高校の夏休み。その音楽室には野営のような執筆生活を送る三十路前の男が… 【前回の記事を読む】真夏の岬に屹立する白亜の灯台――敗戦の影に封印された“不可解な事件”の謎洋館風の八角形灯台は、重厚な赤煉瓦で覆われ、当時の最先端技術が惜しみなく注がれていた。この煉瓦は、現在も横浜に残る“赤煉瓦倉庫”を覆っている横須賀製鉄所製の純国産煉瓦だった。このようにして明治期には、日本全国に次々と百二十基の西洋式近代灯台が建てられ、そのうち六十基が、いまも、そのまま現役灯台として、休む…