小説 絵本・漫画 絵本 芸術 2023.05.13 【絵本】「ようこそ、“The Unpleasant Natural Park” へ」 THE UNPLEASANT NATURAL PARK 【第1回】 AYANE NOGUCHI ようこそ、妖しくも魅惑的な禁断の園へ。 この記事の連載一覧 次回の記事へ 最新 見知らぬ動植物、かぐわしい死の香りを放つ危険の数々。美しい公園を散策するには、細心の注意を払う必要がある。この地を後にするとき、どんな運命が待っているのだろうか。緻密なイラストと語りで創りあげる、唯一無二の絵本作品。※本記事は、AYANE NOGUCHI氏の書籍『THE UNPLEASANT NATURAL PARK』(幻冬舎ルネッサンス)より、一部抜粋・編集したものです。 THE UNPLEASANT NATURAL PARK
エッセイ 『ねぇねぇみかどのおばさん』 【第3回】 六谷 陽子 不良とつるみ始めた近所の男の子…。駄菓子屋のおかみが決行したのは「えこひいき」作戦!? 一 みかどを閉店します富山の片田舎から下町に嫁いだ頃は、母も人間関係で苦労したようです。当時は、各家庭には水道は通っておらず、共同水道を十世帯くらいで使っていたのです。そこに行けば、他の誰かが必ずいます。特に水を使う時間帯は同じだから、会わずにすませる、というわけにはいかなかったようです。年配のおばさんたちは、個性的で嫌味を言う人もいれば、優しい人もいます。年配らの会話を笑いに変えて楽しむ若妻も…
小説 『上海の白い雲』 【第6回】 河原 城 冬の天津や大連は高層ビルの横を歩くのは危険!太陽が昇るとあるものが落下する!? 旅先での買い物は、二人にとって驚き一杯の楽しい思い出となった。上海での買い物は、外国人と中国人で価格が違っていた。商品を中国人価格の二十倍以上で外国人に売りつける商売人もいて、仁は常に丽萍(リーピン)に値段を確認してから、商品を買った。買わない素振りを見せると店員から、半値にしたり、十分の一程度での購入を懇願してくることも多く、元の価格が全く分からない物も多々あった。更に店員の中国人への接客態度…