第1章 思い通りの人生をデザインするための「人間力」
まとめ 「人間力」を理解するための振り返り
復習1「人間力とは、自己啓発して培われたその人の総合能力」
……テクノロジーが進化するにつれて失われるために求められる能力こそが人間力。それは“思考力”、“感情力”、“時間力”、“馬鹿力”。この四つの力をもって変人ポーは人間力と定義した。
実践 自己啓発の実行
“ありがとう”の反対語が“あたりまえ”であるというその言葉の本質を理解し、これからの時代に重宝される人間力を高めるための自己啓発を実行する。
復習2「人間の中には変えてはならないものと、変化していかなければならないものが同時に二つ存在する」
……人には、それを変えると人として信義にもとる場合がある。一方では、頑固に変えないと時代に取り残されるものもある。
実践 自己啓発の方針を明確にする
グローバルとテクノロジーの時代を背景にどのように自己啓発をしていくか。変えていかなければならない部分と、変えてはならない部分を見定めるコツとは。
・ハード面を“人間力”と定義する
・ソフト面を“便利さ”と定義する
復習3「三つの心得」
……人間力の自己啓発を実行するに当たり、以下を自分のルールと定める。
1.自分を好きになること
2.方向を定めること
3.行動に移すこと
実践 心得を知恵にする
三つの心得はそのまま、以下のようにして自分の知恵としていく。
1.自分を好きになること→常にブレることがないよう自己肯定感を固める。
2.方向を定めること→この点は正直、変人ポーが導いてくれると言っていた。よって読者は本書を参考にされたい。
3.行動に移すこと→これはそのまま、“動”の一字あるのみ。
なお、くどいようだが本書を知識だけに終わらせないために、すぐにでも始められる自己啓発を“実践”として以降も各章のまとめに紹介していきたい。