第3の義

「血の契約」の論理性によって、自らイエス・キリストの血の兄弟(代理者)として、「神の義」と「イエスの名」によって、奇跡と呼ばれる結果を起こす霊的立場をとる自意識。すなわち「聖霊のバプテスマ」を受けている成長したクリスチャン。

聖霊が「契約による祝福」として授けられるから、「マルコ16:16~18節、主イエスの遺言」を実行する意志を持つ者《「血の契約」を根拠として最後の審判では、主イエスとともに裁く者として席に着く。これが裁かれないことの霊的根拠「黙示録3:21、20:4」》。

――霊・肉における勝利者です。――

「ヨハネ」3:18

彼(イエス)を信じる者は罪に問われない。しかし、信じない者は、神の独り子の名を信じなかったので、すでに罪に定められている(著者注:最後の審判での判決)。

5:24 絶対に確かなこととしてあなたに言う。「私の言葉を聞いて、私を遣わした方を信じる者は、永遠の命を得、裁きを受けることなく、死から命に至るのです(著者注:第3の義の本質)。

「Ⅰコリ」6:2

あなたは、聖人が世界を裁くということを知らないのですか? そして、世界があなたによって裁かれるはずなのに、あなたには小さな事柄を裁く資格はないのですか? 

6:3  私たち(クリスチャン)は天使たちをも裁く者であることを、知らないのですか。それなら現世に関わることは、それ以上に当然です。

「黙示録」3:21

「わたしもまた勝利して、父と一緒に御座に座ったように、勝利する者には、わたしの座にともに座る権威を与えよう」

20:4  わたしは多くの座を見、彼らがその上に座り、裁きが彼らに委ねられているのを見た(後略)(著者注:携挙されたクリスチャンの居場所です)。

クリスチャンは、このうち第2~第3のどの段階に自分がいるか、「自分が作り上げた信仰」をしっかりと認識して、さらに「キリストの身丈にまで」霊的成長を目指さなければなりません。

神様は「信仰の定理」として、人の自由意志を実現させようとしているので、主イエスにあって[あなたの信じた通りになるように]と、成長を促しているのです。それは御言葉の約束の実現に対して、「どれだけ神様に信頼を寄せているかの度合い」のことです。そしてそれは、《正しい知識を持つことが必須条件》です。

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