【前回の記事を読む】「二度とあの頃には戻りたくない!」優秀な医学部留学生のとんでもない過去

きずな

確率の問題ではない!

人生の中で、同じ小学校、中学校、高校を卒業し、大学の学部まで同じ、という人は何人くらいいるものなのでしょうか?

宮本は定年退職を目前に控え、昨日、そんな女子医学生に遭遇しました。彼女は宮本の四十三年後輩に当たります。孫の世代です。同じ学びのコースを歩んでいるとわかった人間は自分を含めこれで四人となりました。

宮本の通っていた小学校は昔から今に至るまで一クラス四十人で一学年に二クラスしかありません。毎年八十人の卒業生が出たとして、四十三年間では三千四百四十人も卒業したわけですから、その中の四人がまったく同じ修学コースを歩んだとしても、確率的にはそんなに珍しくはないような気もします。

しかし、以前三人目の女子医学生を発見した時にも書きましたが、小学校からの校歌を一緒に歌えることにまだ不思議感があります。一緒に肩を並べて手術に入ることができるとなると、さらに、かなり嬉しいです。ちなみに一緒に写っている男子学生は高校・大学の後輩になります! 

あまり嬉しかったので、二人には『たたかうきみのうた』『たたかうきみのうたⅡ』を押しつけてしまいました!

だがしかし、残り部数も少なくなった今、意を決して(!)買っていただくべきであったかも知れませんね⁉

(二〇二〇年一月六日)