エッセイ 小説 絵本・漫画 絵本 動物 現代社会 2023.03.23 「もういい乳が出てないんだな…」母犬から切り離された子犬の記憶 繁殖犬になった華ちゃんのおはなし 【第2回】 珠生 満ちる 「華ちゃん」という名前で呼ばれるまでの物語 この記事の連載一覧 最初 前回の記事へ 次回の記事へ 最新 日本中、世界中にたくさんの動物の命がある。厳しい環境で命を奪われてしまう動物もいれば、とても恵まれた環境で命を全うする動物もいる。そんな命の差をどうすべきなのか。動物の命について考えるきっかけになる、華ちゃんのおはなし。※本記事は、珠生満ちる氏の書籍『繁殖犬になった華ちゃんのおはなし』(幻冬舎ルネッサンス)より、一部抜粋・編集したものです。 【前回の記事を読む】【絵本】生まれたばかりの子犬に向けられた言葉「2匹か、少ないな」 繁殖犬になった華ちゃんのおはなし
小説 『拝啓、母さん父さん[注目連載ピックアップ]』 【第22回】 三上 ミカン 声のするリビングへ行くと、母の不倫相手が...まだ中学生の私を舐めまわすように見る男は、気軽に家に上がり込むように… 【前回の記事を読む】世田谷区に住み、幼稚舎から名門校に通う由緒正しきお嬢様。父親は私立大学の教授、母親は主婦をしながら事業に取り組んでいる。ダイニングチェアの講評会も無事に終わり、ダイニングチェアは学内に展示された。就活で必要なポートフォリオ用の写真撮影をした後、父に発送することを写真付きでラインするとすぐに返事がきた。とても喜んでくれているのが文面から伝わって、父への自分の気持ちがまた分からな…
小説 『人生を失い、それでも女は這い上がれるか』 【第2回】 杉山 成子 「お母さんはおかしい」夕飯後、コンビニで買って公園で飲み、バレないよう空き缶を始末。味などわからない。誰かに止めてほしかった。 【前回の記事を読む】また朝帰りで、スーツのままソファで寝ていた夫。酒臭いまま起きてきて「パパの分ある? …ないよな。カップ麺でも食うか」と…恵子は熱があっても食事の仕度をする。頼れる人はいない。いつも時間に追われ大股で飛び走るように、見向きもせずまっしぐらに毎日を生きてきたのだ。その疲れがたまって、心身の限界を超え、うつとなったのだろう。“心の風邪”と呼ばれるくらい、誰でもかかる可能性がある。う…