人から可愛がってもらう自分になる
信頼関係を築く1つの手段にGiveをする(与える)方法があります。
Giveは一瞬で相手の信頼を構築できる方法ですが、ちょっと難易度も高いので後ほど詳しくお話しします。なので、先に“人間性”という観点で人との信頼を構築するための方法をお伝えさせていただきます。
ここでいう人間性とは、他人から愛着を持ってもらえるかどうかです。これは容姿云々より、身だしなみが整っているか、会話をしてもしっかりとリアクションを取ってくれるかという、人としての好感を与えられるかを指します。
意外とよく見かけますが、鼻毛が出ていたり、異臭がしたり、こちらが話しても表情を変えず、頷きもしない。連絡においても誤字脱字がある方、返信が遅い方といった方々は、人に好かれることは殆どないでしょう。
理由は、その人と関係性を持っても、楽しいと思える未来が見えてこないからです。
だけど勘違いしないで欲しいのは、会話が苦手でも、人見知りが激しくても人に好感を持ってもらうこと。つまり、可愛がってもらう努力は十分にできるということです。
何もお笑い芸人のように芸をやれといっているわけではありません。ここでいっている可愛がってもらう努力というのは“聞く力”のことです。僕自身も圧倒的な聞く力を身につけました。
もともと笑い上戸なところもありますが、相手が少しでも面白いことを言ったりすると腹を抱えて笑ったりします。反対に、真剣な話をされていたらその方の気持ちになり、こちらも真剣にお話を聞きます。
このように、相手に話をしていて気持ちいいと思ってもらったり、この人なら安心して話せると思ってもらうことがコミュニケーションにおいて重要になってきます。人として好かれることで関係性が続き、自分の活動を応援してくれる1つのきっかけになるからです。
僕は高校の時、友達が殆どいませんでした。理由はコミュニケーションを取るのが苦手で人との接触を避けていたためです。でも、大人になり僕は多くの方から応援されるようになりました。
理由は、努力してコミュニケーション能力を鍛え、人との接触を増やしたからです。つまり、コミュニケーションは生まれつきの才能ではなく、後天的に得られる力だということは決して忘れないでください。人から可愛がってもらえない理由は、努力不足の一点となります。