評論 医療 精神障害 2022.12.10 元ボクサー75歳男性が3回服役した原因は「人格障害」だった… 脳波 写真を拡大 [図表3]TMZ1Y TLA(CH=1~10) 国際10-20法の電極配置から傍正中列10 チャネルをFFT 変換(2.56 秒間隔) したのちのスペクトル振幅(0.39~30Hz)を重ね書きして示す。7Hz と14Hz の2峰が際立っている(オレンジ丸印)。 写真を拡大 [図表4・a]TMZ1Y DVD21 TAD(CH=F3・F4およびP3・P4 f=0.39~20Hz) 写真を拡大 [図表4・b]TMZ1Y DVD21 TAD(CH=F3・F4およびP3・P4 f=0.39~20Hz) 同じ周波数成分の振幅の時間経過を、図下方から斜め右上に向けて、擬似カラーで表示。表示チャネルはF3・F4 およびP3・P4 で、振幅の大きさを、寒色(小)→暖色(大)として示す。記録開始直後から連続した7Hz 帯が30 分経過したのち、14Hz 帯に切り替わっている。 写真を拡大 [図表5]TMZ1Y全記録のスペクトル図(30Hz、fo=0.39) 5.12 秒でスペクトル変換し、2.56 秒進めて次のデータを変換し、複素数加算とパワ加算を行って位相と振幅を得る全記録時間の加算スペクトル図。A が位相マップ(O1 基準)、B が振幅分布、C がスペクトル線図。FFTMAP と称す。優位なθ波帯(7.031Hz)がF3で左優位を示す。 写真を拡大 [図表6・a]TMZ1Y DVD21(f=1.17Hz、6.64Hz、7.03Hz、14.06Hz) 写真を拡大 [図表6・b] TMZ1Y DVD21(f=1.17Hz、6.64Hz、7.03Hz、14.06Hz) 記録中ほどに双峰性のθ波が見られる、4 周波数(1.17Hz、6.64Hz、7.03Hz、14.06Hz)の振幅経過を示す。下部の数字は分割番号数で、θ波からβ波への切り替えを示す。
小説 『恋愛配達』 【第15回】 氷満 圭一郎 配達票にサインすると、彼女は思案するように僕の顔を見つめ「じゃあ寄ってく?」と… 「本業は酒屋で、宅配便はバイトです。ところでさ」ぼくはたまらず差し挟まずにはいられない。「さっきからなんなの、どっち、どっちって?」「だってあなた、ドッチ君だもん」「何、ドッチ君て?」すると瞳子さんは、ぼくの胸に付いている名札を指差した。これは配達者が何者であるのか知らせるために、運送会社から貸与されているものだ。ぼくの名前は以前病室で宴会を開いた時に教えていたはずだが、漢字までは教えていない。…
小説 『おーい、村長さん』 【第9回】 浅野 トシユキ 自分の知らない兄の姿。兄は何を感じて村長の話を受けたのだろう…。 兄は村に住み始めると、地元の人たちと親しく交流をするようになる。林業の人、農家の人、キャンプ場の人やバスの運転手さんとも友達になった。村祭りや花火大会にも進んで参加した。とにかく村の暮らしを楽しみ、村の人たちと仲よくなって皆さんから信頼されるようになっていた。前回の村長選挙のとき、候補者がいないという話になった。以前の村長は病気で亡くなり適任の候補が全くいないという状況だった。村にとっては一大事…