【前回の記事を読む】3人に2人が心筋障害?新型コロナ後遺症の不整脈をツボ押しで軽減

風邪の諸症状

新型コロナウイルス感染症の後遺症ではありませんが、発熱やのど痛など、風邪の諸症状を抑えたり予防したりするのに効果的なツボを覚えておくと何かと便利です。

発熱に効果のある手の甲のツボは親指の爪のすぐ下にある少商(しょうしょう)と、人差し指の爪のすぐ下にある(しょう)(よう)です。このツボを覚えておくと、熱が出そうなとき、熱が出たなと感じたときに重宝します。また中指の瘂門(あもん)大椎(だいつい)身柱(しんちゅう)も熱を下げるのに効果があります。

風邪の予防には、人差し指と薬指にある(こう)𧮾(けい)、親指と小指のそれぞれ爪の下にある申脈(しんみゃく)を刺激すると効果があります。奇経治療の(こう)𧮾(けい)申脈(しんみゃく)列缼(れっけつ)(しょう)(かい)もよく効きます。

手の平側では中府(ちゅうふ)尺沢(しゃくたく)がよく効きます。