秋の山に──
曇り空のもと秋色の山に入る
風は冷たく黄色のかえでが目に鮮やか
薄はもう頭をたれて毛ばだっている
どこかで何かが呼びもどしている
私は何をしているのだ
この道は間違って無かったのだろうか?
破れた心でいつもさまよっている
何者かがひそかに呼びかけているのだ
薄暗い杉木立の中行く道は
曲がりくねって灰色に沈んでいる
立ちどまると木々をふるわせ風が渡った
どこに行けば良いのだろうか?
今からでも間に合うのだろうか?
風に吹かれて黄色い葉が舞った
曇り空のもと秋色の山に入る
風は冷たく黄色のかえでが目に鮮やか
薄はもう頭をたれて毛ばだっている
どこかで何かが呼びもどしている
私は何をしているのだ
この道は間違って無かったのだろうか?
破れた心でいつもさまよっている
何者かがひそかに呼びかけているのだ
薄暗い杉木立の中行く道は
曲がりくねって灰色に沈んでいる
立ちどまると木々をふるわせ風が渡った
どこに行けば良いのだろうか?
今からでも間に合うのだろうか?
風に吹かれて黄色い葉が舞った