言い訳の法則
やりたくないことには「100のできない理由」、
やりたいことには「100のやらねばならない理由」が出てくる。
言い訳の法則 解説
4年前に脊柱管狭窄症と診断された。治すのに1年を要したし、先生から無茶はするなと言われている。また、プレー中にリタイアしようものなら同伴者に迷惑を掛けることになるから、ゴルフのお誘いは断る。えっ? ゴルフじゃなくてラグビーのお誘いなの? K大とのOB戦が来週あるのか。う~ん、ラグビーが縁で就職難の時代に就職できたし、ラグビー仲間を大事にしろというのは親父の遺言だ。しかも、私は今OB会の役員まで務めている。受けざるを得ないだろう。脊柱管狭窄症が治ったばかりなのにいいのかって? 時間は掛かるが、俺には治した実績がある。心配ないさ。
財布の法則
会社の10万円は惜しくないが、
自分の財布から出ていく1万円は実に惜しい。
財布の法則 解説
新入社員のとき、上司と取引先を訪問した。地下鉄のほうが早いのにタクシーに乗った。別の日、上司に誘われて居酒屋につき合った。タクシーのほうが楽なのに、地下鉄で帰った。なぜ逆にしないんだろうと疑問に思ったが、その後、会社のお金が使える「経費」という存在を知って納得した。自分のお金は会社のお金より大事で、同じお金でも財布から出ていくときの痛みが異なるのだ。