うんどう会のあとも、作品展や生活発表会とつづいて

2002年度のうんどう会の「合同あそび」の内容は、前半は「動物たちの森があぶない」、後半は「森をきれいにもどそう」でした。

このなかで、子どもたちはアヒル(さくらんぼぐみ・0歳児)、カエル(いちごぐみ・1歳児)、きつね(みかんぐみ・2歳児)、野ねずみ(くりぐみ・3歳児)、たぬき(りんごぐみ・4歳児)、きつねのお姉さん(ももぐみ女子・5歳児)、工事現場のおじさん(ももぐみ男子・5歳児)、そして工事現場の親方(野本先生、現・鎌田先生)になって遊びました。

体をきたえる場面では、先生たちとももぐみの子どもたちが体をぶつけあって真剣(?)にたたかうあそびがあったり、親方とくりぐみの野ねずみがユーモラスにやりとりする場面があったり、ほほえましい場面やハラハラさせられる場面もたくさんありました。

また、ストーリーのなかに先生たち5、6人のリズム体操が約5分間取り入れられていますが、先生たちが踊りだすと、子ども席にいるくり・りんご・もものほとんど全員の子どもたちが立ち上がって一緒に踊りだす盛りあがりようが、毎年見られます。

子どもたちはこの「合同あそび」を楽しむとともに、森の大切さや、ゴミや排気ガスの問題、リサイクルのことを学び、大人とのやりとりによって大人のやさしさを引き出すことを学びました。「合同あそび」は、このうんどう会で終わるのではなく、その後、作品展(12月第1日曜日)や生活発表会に引き継がれていきます。

作品展のももぐみの絵本製作では、物語をつくり出す力や人形の製作にあたっては具体的にイメージする力に、また生活発表会ではペープサートや人形による劇をともだちと力を合わせて演じる力などにもなっているように思われます。