俳句・短歌 句集 2022.07.27 句集「八ヶ岳南麓」より三句 句集 八ヶ岳南麓 【第73回】 浅川 健一 八ヶ岳の麓で暮らす医師の、四季折々の俳句集 この記事の連載一覧 最初 前回の記事へ 次回の記事へ 最新 一切を草に包んで草を刈る ぽつぽつと街の灯消ゆる夜の秋 秋の田や凜と藤村式校舎
エッセイ 『妻の笑顔』 【第4回】 新保 昭 ステージ4の大腸がんで寝たきり状態になってしまった妻。会話は無く、苦痛のせいか時々本能剥き出しのような表情をするように… 【前回の記事を読む】妻が寝たきりになった。治療のため病院を転々としていた時、“一言だけ”言葉を絞り出してくれたが…上手く答えられなかった。今看護師さんに頼んで血圧を測って貰った。上91下54で安定している。基本、定期的には測らない。今日の昼から部屋が1007号室に変わった。1日16500円、高い部屋代取って出て行かせる算段か。早く受け入れてくれる病院を探さないと又お金が飛ぶ様に消えて行く。お金が…
小説 『トオル』 【第12回】 井原 淑子 「入らなくて正解。あそこはかなりヤバそうなの」「ヤバいって?」息子が入るかもしれなかった病棟には"噂"があった 【前回の記事を読む】「退院……できるんですか?」——医師の言葉を聞いて、彼女は目を輝かせた。しかし、医師は(期待させすぎたかな…)まさ子自身、透の今の状態で、すぐに退院できるとは思っていなかった。それでも「退院が視野に入った」という言葉がうれしく、それにすがりたくて、信じようと思った。まさ子は幹雄に電話を入れ、二人部屋に移ると決めたことを話した。「なんですぐに返事をしたんだ? どうして一人で決め…