菟狭津彦が見た倭国の歴史

宇佐津彦 清智
出版社名:幻冬舎メディアコンサルティング
発行年月:2025年7月30日
ISBN 9784344693227 判型 4-6236ページ
価格1,600円+税
九州の地に眠る記憶をたどり、幻想を越えた
リアルな倭国の姿を描く歴史探訪記。
宇佐国造の血脈が導く歴史の深層に迫る

宇佐の古代豪族「宇佐国造」の末裔である著者が、自らのルーツと倭国の歴史をたどるため、九州を中心に各地の古墳や伝承地を巡る。既存の定説にとらわれず、地形・考古資料・文献から独自に考察した20章にわたる歴史調査報告を通して、新たな歴史の輪郭を描き出す。

著者詳細

宇佐津彦 清智
1966年福岡県生まれ。システムエンジニア、経営者、歴史研究家。地域に残されている歴史を活かしたまちづくりに従事する。2004年デジタルステージ有限会社設立、代表取締役に就任する。現在は行橋商工会議所議員、公益社団法人行橋法人会副会長、NPO法人クリエイティブ・スローライフ理事長、行橋COSMOSロータリー衛星クラブパスト議長を兼務する。
趣味は油絵、福岡県展等に入選歴あり。ソロキャンプ・トレッキング・旅行。

2014年、稲用流宇佐家の相続を通し宇佐家に関する歴史研究を始める。今回の調査・研究の結果、通説の日本史に疑問が生じ、紀行歴史探訪集として本書をまとめた。
著者名「宇佐津彦」は神武東征時代、宇佐家初代の呼称。本文では「菟狭津彦」という古い用字を使用した。倭国時代から続いてきた宇佐家の人々が、それぞれの時代をどう見つめ、そして生きてきたかを、古い伝承から読み解く。