大いなる流れの中で、幸福とは何かを追い求める。 海に挑み、海を渡ることで成長し道を切り拓いてきた人類。そしてこの国にも、愛艇で海に挑み続けた商社マンがいた――。 大海原の潮流のように、激しく変化する現代の日本社会。 その荒波の中で生きる人々にとっての幸福とは何かを求め続けた男が、自らの人生を振り返る一冊。 一人の男の海への愛とロマンを綴った珠玉のエッセイ集。