【前回の記事を読む】少年特有の華奢な筋肉と大人の男の長さを持った腕は、アンバランスな魅力を漂わせていて…そうだった。「バイバイ」と言って、ネコニャはいなくなった。どんな顔をして言ったのか、まるで覚えていなかった。手の動きとか、足の長さに見とれていて、肝心の顔を見るのを忘れていた。もしかすると、あの一連の流れを持つ表情だったかも知れない。うん。絶対にそうだろう。時折見せるその表情は、何かを語ろうと…
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