「家族は第二の患者って言われているんですって」娘が日本ALS協会広島県支部の会議から帰ると、開口一番こう口にしました。なるほど。私は言い得て妙だと感心してしまいました。全くその通りです。夫がALS発症の宣告を受けて以来、私たち家族三人は、夫の一挙手一投足を見つめ、(今日はしっかり立つことが出来た)(尿の出方が少ない。しかも白濁していた)(少し手に震えが出て来た)などなど、どんな小さな変化をも見逃…
家族の記事一覧
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エッセイ『ALSなんか怖くない』【第24回】堀内 昌子
【闘病記コンテスト大賞】私たち家族が愛称で呼ぶ『大丈夫ですかさん』。その心を貫いている「看護師の心」に感服
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エッセイ『エスケープ[コンテスト大賞特集]』【最終回】横山 空
親の介護をする私は、偉いのだろうか、優しいだろうか。母と生きる日常に帰ることを決めた。
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小説『青の中へ』【第2回】くんぷう
青い夏の思い出 寝台車、フェリーで丸二日かけて足を運ぶ旅は母にとっては特別だった
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エッセイ『エスケープ[コンテスト大賞特集]』【第5回】横山 空
高次脳機能障害の母と共に歩んだ14年。倒れるまで働いた母を、今度は私が支えたかった。
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エッセイ『エスケープ[コンテスト大賞特集]』【第4回】横山 空
母の介護から離れ、冬の海で煙草をふかす。日常と違う場所で母の重さから逃げ出したかった。
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小説『オヤジのチャーハン』【第3回】道葉 いち
オヤジの生姜焼きの改良に試行錯誤。常連の舌を納得させる、絶妙な味付けを探る……
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エッセイ『エスケープ[コンテスト大賞特集]』【第3回】横山 空
介護の日々から離れ、あてどない一人旅。母の相手をして過ぎていった時間を振り返る。
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小説『巨大鯨の水飛沫 』【第9回】喜田村 星澄
やさしい鯨は人工知能。イタリアにウクライナ、さらにへ妖精に会える場所へと大祖母と鯨は旅を続ける...
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エッセイ『エスケープ[コンテスト大賞特集]』【第2回】横山 空
母の言う、「一生一緒にいようね。」という言葉に、私は頷けなくなっていた。
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エッセイ『ALSなんか怖くない』【第23回】堀内 昌子
【闘病記コンテスト大賞】人工呼吸器使用者である夫は施設の受け入れの対象外...?! 怒るどころか呆れてしまった…。
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エッセイ『エスケープ[コンテスト大賞特集]』【新連載】横山 空
高次脳機能障害を持つ母と二人で暮らす。都合のいい記憶と、不思議な行動。
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エッセイ『オモニへの讃歌』【第11回】李 順子
従妹たちとの初対面...韓国人は親戚を大事にすると聞いていたとおり、まるで昔から知っていたかのように話が弾む。
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小説『オヤジのチャーハン』【第2回】道葉 いち
オヤジが夜食として作ってくれた「チャーハン」 食べ進めるうちに気付くと頬を涙が伝っていた...
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小説『巨大鯨の水飛沫 』【第8回】喜田村 星澄
次々に語られる死んだ大叔母の言葉 鯨と旅行をし、鮫と話す亡き大叔母は、一体どこにいるのだろうか...
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エッセイ『ALSなんか怖くない』【第22回】堀内 昌子
【闘病記コンテスト大賞】「在宅介護は力勝負だ」夫の朝起きてすぐのトイレには、妻一人ではとても対処しきれない。
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小説『曽我兄弟より熱を込めて』【第15回】坂口 螢火
工藤祐隆(すけたか)という、身勝手な男によって家系は無茶苦茶 積年の恨みを晴らすため動き出す伊東祐親...
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小説『巨大鯨の水飛沫 』【第7回】喜田村 星澄
鯨と姉のブドウ畑への旅 家族の誰も知らない話に、私たちはのめり込み、夢中だった
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エッセイ『パパこそ日記をつけなさい』【第18回】パパコーチゆーき(浅黄 祐樹)
「習い事」はやめ時を決めてスタートする。やり抜く力を育てるためのベストなやめ時とは...?
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エッセイ『ALSなんか怖くない』【第21回】堀内 昌子
【闘病記コンテスト大賞】カニューレ管が抜けるアクシデントに娘はとっさの判断...看護師さんの経験談に感謝
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小説『オヤジのチャーハン』【新連載】道葉 いち
心を動かす料理「オヤジのチャーハン」 それもオヤジが引退すれば食べられなくなってしまう