石原 しゅん

1954年岐阜県高山市に生まれる。多摩美術大学日本画科中退。
SF宝石にて「マミの旅」イラスト連作、早川SF文庫表紙等を手がける。
SF奇想天外にて「モーヴィドラゴン」でマンガ家デビュー。
月刊チャンピオン他でSF作品。釣りマンガ「黒鯛十番勝負」「釣人倶楽部」等。歴史マンガ「戦国アウトロー列伝」「戦国武将列伝」等々。小説家としては本作品がデビュー作となる。

書籍

  • 花房藩 釣り役 天下太平
    〜五月の恋の吹きながし〜
    石原 しゅん
    出版社名:幻冬舎メディアコンサルティング
    「あ、へのじか。釣りが仕事の呑気な侍や」城下では有名人であり特に釣り好きの間では天賀太平よりは「天下太平」、あるいは顔がそっくりな「へのへのもへじ」を縮めて「へのじ」と呼ばれるこの物語の主人公は、天賀太平二十三歳。
    花房藩五万三千石で釣り役を務めている。
    やる事なす事すべて頓珍漢、だけどなぜかみんなに愛される釣り侍は、「天下太平日々是れ好日、世はなべて事も無し(今日は天気が良くて嬉しいな)」を口癖に、今日も竿をふるのである。
  • 花房藩釣り役 天下太平
    天気晴朗なれど波高し
    石原 しゅん
    出版社名:幻冬舎メディアコンサルティング
    あの愛され侍、天賀太平がパワーアップして戻って来た。
    手にする武器は釣り竿一本!その戦いを刮目せよ!!
    幕末の動乱期。
    のほほんとした風貌とは裏腹に、花房藩の釣り役「天下太平」
    こと天賀太平の竿先には、藩と家族を守る重大な使命が隠されていた。次々と現れる敵や陰謀を前に、釣り侍は知恵と技でどう立ち向かうのか?
    笑いと緊張が交錯する、異色の時代小説!