田中 靖三

工学博士
1940年滋賀県生まれ。大阪大学大学院工学研究科博士課程終了、工学博士。専門は金属物理学、超電導、超電導の国際標準化。1971年から2000年まで古河電気工業株式会社に勤務。財団法人国際超電導産業技術研究センター勤務等を経て、公益 社団法人低温工学・超電導学会事務局長に就任。著書に『マグネシウムは宇宙の旅人』『サイエンス寄席』(共に小社刊)『超電導とその応用』『酸化物超電導体とその応用』(共に産業図書刊)などがある。

掲載記事

書籍

  • ひとり歌仙
    -超電導ものがたり-
    田中 靖三
    出版社名:幻冬舎メディアコンサルティング
    “気がつけば超電導の虜なり”――科学と日常を結びつける新しい文芸の形。 電気抵抗ゼロで世界に革新をもたらす夢の科学技術「超電導」。日々刻々と新しい技術に取って代わられる科学の世界において、人の寿命にも伍する100年以上の歴史を刻む「超電導」を、「5・7・5」の長句、「7・7」の短句を詠み重ねる歌仙方式で花鳥風月を織り交ぜ、詠いあげる。松尾芭蕉が作り上げたと言われるこの型式を、独吟による「ひとり歌仙」として紹介。科学叡智の結晶「超電導」は、歌仙の響きと共にやさしく世界に溶けていく。