あなたの好みかどうかわからなかったから、行かなかったんだけどと、珍しくトモコさんが前置きをして連れて行ってくれたのが、アテネオ書店グランスプレンディッド劇場支店だった。劇場を改装して造ったという本屋は、客席だったところに本棚が並べられ、天井のドームにはフレスコ画が描かれている。ブエノスアイレスに行くと決めたころ、不思議なくらいSNSのタイムラインで何度も目にした「世界で二番目に美しい本屋」さん。…
[連載]ポジティボ
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エッセイ『ポジティボ』【最終回】貝谷 京子
「まだまだ私は観光客の端くれ」…飽きることのない異国の景色
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エッセイ『ポジティボ』【第9回】貝谷 京子
ブエノスアイレスの街を散策「初めて見る場所ばかりなのに、懐かしい」
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エッセイ『ポジティボ』【第8回】貝谷 京子
【小説】「そんなこと気にしてたら、息詰まっちゃうでしょ」
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エッセイ『ポジティボ』【第7回】貝谷 京子
突然手を握られて喋り続けられ…国際線の空港で出会った人物
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エッセイ『ポジティボ』【第6回】貝谷 京子
アルゼンチン行きの飛行機…出発ターミナルでの「英語に驚愕」
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エッセイ『ポジティボ』【第5回】貝谷 京子
「私を幸せにする力がある」…アルゼンチンへ旅経つ前日の言葉
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エッセイ『ポジティボ』【第4回】貝谷 京子
私は、異国で生活する生活のしづらさを自分で経験したくなった
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エッセイ『ポジティボ』【第3回】貝谷 京子
「自分は日本人だと信じていた」アルゼンチンから来日した日系二世の失望
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エッセイ『ポジティボ』【第2回】貝谷 京子
アルゼンチンでひったくり被害…警察にも尋問されて散々な目に遭った女性の心中
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エッセイ『ポジティボ』【新連載】貝谷 京子
【小説】日本語教師の女性がブエノスアイレスの警察署でうんざり…そのワケは?