【前回の記事を読む】入院中、病室が突然真っ暗になった。相部屋の人に「停電になったな」と問いかけたが、停電では無いと言われ…それから、一週間後、三歳の末孫の「まき子」が病室に入るなり、「じっちゃいた」と喜び、祖父の膝の中で眠ったそうだ。「一義はあんなにかわいがったのに、見舞いに来ても、店に行きたいことだけで、何しに来たのかわからない。まき子は私の膝の上で、安心して眠ったので、めんこいかったな」と何…
[連載]大鹿の記憶、白川の風にのせて
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エッセイ『大鹿の記憶、白川の風にのせて』【第4回】鈴木 一義
「あんなにかわいがってやったのに」盲目となった祖父は見舞いでの態度をいまだに根に持ち、私を何度もなじる。
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エッセイ『大鹿の記憶、白川の風にのせて』【第3回】鈴木 一義
入院中、病室が突然真っ暗になった。相部屋の人に「停電になったな」と問いかけたが、停電では無いと言われ…
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エッセイ『大鹿の記憶、白川の風にのせて』【第2回】鈴木 一義
橋を渡っていたら、頭から逆さまに落下…半年ほど前に“仮吊り橋”として作られたばかりで、高さは6m程もあり…。
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エッセイ『大鹿の記憶、白川の風にのせて』【新連載】鈴木 一義
カタクリと万葉の言葉が紡ぐ郷里の記憶──『堅香子』の句に魅せられた少年が見た、梨木峠と道心切りの原風景