【前回の記事を読む】食べ物に無頓着な城戸は、深夜にカップラーメンをすするのが好きだった。だが几帳面な妻から注意され、離婚したとくに、城戸と組むときは理屈抜きに面白かった。上司の指示は聞かない。他社と同じ取材はしない。危険なところほど行く。社内で「暴れん坊将軍」と呼ばれているのも分かる。後輩にも厳しかったが、ちゃんと筋の通った厳しさだった。城戸が自分の気分や理不尽なことで怒った場面を見たことは一度…
[連載]BLUE EYE
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小説『BLUE EYE』【第6回】藤堂 ラモン
「ぶーんっていう音がする。気味が悪くて」少女が頭を抱え込んだ。いつもの耳鳴りだと思っていたが、何かが異なり…
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小説『BLUE EYE』【第5回】藤堂 ラモン
食べ物に無頓着な城戸は、深夜にカップラーメンをすするのが好きだった。だが几帳面な妻から注意され、離婚した
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小説『BLUE EYE』【第4回】藤堂 ラモン
「外海に出ると波が荒くなるかもしれん。注意しとってくださいよ。」大型の洗面器が3個、無造作に置いてあった
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小説『BLUE EYE』【第3回】藤堂 ラモン
足の筋肉に力を入れると、吸血中の蚊は皮膚から離れられない。血を吸ってまるまる太った蚊。仕留めようと手を出すと…
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小説『BLUE EYE』【第2回】藤堂 ラモン
「やっぱり行くべきだったんだ」テレビから流れてきたのは南極での大発見。部長が反対しなければ同行していたのに…
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小説『BLUE EYE』【新連載】藤堂 ラモン
「ひっ」すれ違った若い女が後ずさりする…正気を失ったホームレスか通り魔のような男がいて…