【前回記事を読む】「大人になったらLisaと結婚するんだ。」5歳の僕は大好きな17歳の少女に会いにいくために用事をひねり出した陽の光を背にした祖父が無言で微笑み、Lisaの言葉に右手の拳で左胸を3回叩いて応え、僕らの顔を交互に見て頷いた。話が終わったのを見計らったように祖母が大きな音を立てて手を叩いた。「さあ、Marlon、Lisa。クッキーを食べ終えたら裏庭に花の苗を植える手伝いをしてちょうだ…
[連載]~ to Lisa 僕は君を愛しています from Marlon ~
-
小説『~ to Lisa 僕は君を愛しています from Marlon ~』【第5回】藤城 奈緒
僕はママに甘えるように彼女に抱きつきたいと思ったけれど、頷くだけで精いっぱいだった。黒髪が揺れ天使のように…
-
小説『~ to Lisa 僕は君を愛しています from Marlon ~』【第4回】藤城 奈緒
「大人になったらLisaと結婚するんだ。」5歳の僕は大好きな17歳の少女に会いにいくために用事をひねり出した
-
小説『~ to Lisa 僕は君を愛しています from Marlon ~』【第3回】藤城 奈緒
12歳上の彼女が僕の名前を呼び、大好きだと言った。そばにいると、元気になれると言ってくれた…
-
小説『~ to Lisa 僕は君を愛しています from Marlon ~』【第2回】藤城 奈緒
「これは大切な人の健康や幸運を祈るときに作るの」そう言って彼女が僕にくれたのは“ツル”だった。僕はなぜか急に恥ずかしくて…
-
小説『~ to Lisa 僕は君を愛しています from Marlon ~』【新連載】藤城 奈緒
心臓が止まった感覚を、人生で初めて覚えた瞬間――5歳の少年が恋をしたのは、17歳の少女だった。切なくも温かい物語が始まる