【前回記事を読む】派手好きでこだわりがある後輩のファッションチェックをするのが部活後のお約束!密かに歩く〇〇と言われていた…「あ、ほら! 真琴先輩の番です!」先ほどから、みきがすぐ後ろでずっとついてきている。「何がいいですか? 焼きそばはほかのサークルがやっているし、たこ焼きもそうでしょう。あっ! クレープなんて、どうです? クレープ!」ちらちらと赤いTシャツが後ろで動く。蛍光色だから、太陽にも…
[連載]詐術人間~看護学生あずみの事件簿 3~
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小説『詐術人間~看護学生あずみの事件簿 3~』【第4回】叶浦 みのり
「わたしはおじさんに育てられたんです」、「じゃあ、そのおじさんと二人暮らし?」彼女は顔を明るくして、おどけながら答えた…
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小説『詐術人間~看護学生あずみの事件簿 3~』【第3回】叶浦 みのり
派手好きでこだわりがある後輩のファッションチェックをするのが部活後のお約束!密かに歩く〇〇と言われていた…
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小説『詐術人間~看護学生あずみの事件簿 3~』【第2回】叶浦 みのり
「今日のみきの格好、見た?」「赤と緑って、信号機かよ」…それでも彼女は不思議とダサくなかった。
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小説『詐術人間~看護学生あずみの事件簿 3~』【新連載】叶浦 みのり
学園祭前、M医科大学フットサル部員たちは出し物について議論していた。「学園祭といったら、絶対食べ物でしょう!」