【前回の記事を読む】「まだ子どもができないの」「早く子を授かってほしい」結婚してから3年以内に子どもを授からせたい義祖母は事あるごとに……幼稚園を卒園すると、開進第四小学校に入学した。新設の小学校で我々が一年生から入学する最初の学年であった。開進第四小学校の有名人に、一回生で園まりがいる。園まりが現役の時は胸を張ったものだ。いまでこそ練馬は住宅地であるが、当時の練馬はまだ畑が一面にあり、家もそう…
[連載]おふくろの品格
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エッセイ『おふくろの品格』【第7回】奥井 栄一
1年もアメリカ留学していた夫が、今度は1人で勝手に世界一周旅行へ行った。息子は作文で「世界一周してみたい」と…
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エッセイ『おふくろの品格』【第6回】奥井 栄一
「まだ子どもができないの」「早く子を授かってほしい」結婚してから3年以内に子どもを授からせたい義祖母は事あるごとに……
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エッセイ『おふくろの品格』【第5回】奥井 栄一
庭で飼っている鶏が卵を産んだ! 一刻も早くおふくろに見せたいと思い、2階にいるおふくろめがけて卵を——
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エッセイ『おふくろの品格』【第4回】奥井 栄一
1946年4月3日に絞首判決を受けた、海軍中将だった祖父。当時記された遺書を読んで、私は愕然とした
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エッセイ『おふくろの品格』【第3回】奥井 栄一
不器用な海軍中尉と二十歳の研究部員、戦時下の研究室で出会った。そして運命が動き出した
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エッセイ『おふくろの品格』【第2回】奥井 栄一
宝塚歌劇団月組男役スターやバスケット部のイケメンにお熱だった女学生時代。おふくろはなかなかにミーハーだった
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エッセイ『おふくろの品格』【新連載】奥井 栄一
母の人生をふりかえる――古希を迎えた年に亡くなった母。思い出が薄れてしまう前に、忘れてしまう前に「本として残したい」