【前回の記事を読む】1946年4月3日に絞首判決を受けた、海軍中将だった祖父。当時記された遺書を読んで、私は愕然とした祖母の静は熱心なクリスチャンで、子どもたちを教会の日曜学校に通わせていた。初代有一郎は青春時代、内村鑑三や新島襄、新渡戸稲造等の思想に共鳴し、前川教会に赴任してきた中村万作牧師の門を叩いたそうだ。親子二代のクリスチャンというわけである。その縁か、昭和三(一九二八)年に新渡戸稲造が…
[連載]おふくろの品格
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エッセイ『おふくろの品格』【第5回】奥井 栄一
庭で飼っている鶏が卵を産んだ! 一刻も早くおふくろに見せたいと思い、2階にいるおふくろめがけて卵を——
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エッセイ『おふくろの品格』【第4回】奥井 栄一
1946年4月3日に絞首判決を受けた、海軍中将だった祖父。当時記された遺書を読んで、私は愕然とした
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エッセイ『おふくろの品格』【第3回】奥井 栄一
不器用な海軍中尉と二十歳の研究部員、戦時下の研究室で出会った。そして運命が動き出した
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エッセイ『おふくろの品格』【第2回】奥井 栄一
宝塚歌劇団月組男役スターやバスケット部のイケメンにお熱だった女学生時代。おふくろはなかなかにミーハーだった
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エッセイ『おふくろの品格』【新連載】奥井 栄一
母の人生をふりかえる――古希を迎えた年に亡くなった母。思い出が薄れてしまう前に、忘れてしまう前に「本として残したい」