【前回の記事を読む】「ここに住むことになるのよ」…深夜の仙台駅を見つめて、母はぽつりとこぼした。その言葉が何を意味するのか、私はまだ知らず……教授の仕事は、学問と教育である。私の記憶では、親父は家に仕事を持ち帰ることはほとんどなかったが、時おり家で論文を書き、原稿の執筆をしていたような気がする。もちろんワープロやパソコンなどなかった時代なので、肉筆で原稿を書き上げる。それから、おふくろに原稿の清…
[連載]おふくろの品格
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エッセイ『おふくろの品格』【第9回】奥井 栄一
教授の父が夜遅く原稿を書き上げると、母の仕事が始まった。「明日の朝までに清書するように」家事を終えた母は深夜、居眠りしながら筆を取り……
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エッセイ『おふくろの品格』【第8回】奥井 栄一
「ここに住むことになるのよ」…深夜の仙台駅を見つめて、母はぽつりとこぼした。その言葉が何を意味するのか、私はまだ知らず……
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エッセイ『おふくろの品格』【第7回】奥井 栄一
1年もアメリカ留学していた夫が、今度は1人で勝手に世界一周旅行へ行った。息子は作文で「世界一周してみたい」と…
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エッセイ『おふくろの品格』【第6回】奥井 栄一
「まだ子どもができないの」「早く子を授かってほしい」結婚してから3年以内に子どもを授からせたい義祖母は事あるごとに……
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エッセイ『おふくろの品格』【第5回】奥井 栄一
庭で飼っている鶏が卵を産んだ! 一刻も早くおふくろに見せたいと思い、2階にいるおふくろめがけて卵を——
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エッセイ『おふくろの品格』【第4回】奥井 栄一
1946年4月3日に絞首判決を受けた、海軍中将だった祖父。当時記された遺書を読んで、私は愕然とした
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エッセイ『おふくろの品格』【第3回】奥井 栄一
不器用な海軍中尉と二十歳の研究部員、戦時下の研究室で出会った。そして運命が動き出した
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エッセイ『おふくろの品格』【第2回】奥井 栄一
宝塚歌劇団月組男役スターやバスケット部のイケメンにお熱だった女学生時代。おふくろはなかなかにミーハーだった
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エッセイ『おふくろの品格』【新連載】奥井 栄一
母の人生をふりかえる――古希を迎えた年に亡くなった母。思い出が薄れてしまう前に、忘れてしまう前に「本として残したい」