【前回の記事を読む】12歳の能役者・世阿弥に心を奪われ、興奮醒めやらぬ二条良基(55歳)の手紙「…この手紙は読んだらすぐ、火中に入れて下さい。」十代の義満の言動は、細川頼之にとってかなり度を越したものに思えた。一三七四年八月、反対を押し切って建国間もない明の初代皇帝洪武帝に使者を送るも、相手にされなかった。一三七四年十二月にインド人を小姓に雇ったかと思うと、博多に住む中国人医師を呼び寄せようと大…
[連載]義満と世阿弥
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小説『義満と世阿弥』【第5回】貝塚 万里子
足利義満と世阿弥、18歳の征夷大将軍と13歳の能役者。身分も姿も対照的な二人…いつ迄もこの仲が続く訳が無い。
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小説『義満と世阿弥』【第4回】貝塚 万里子
12歳の能役者・世阿弥に心を奪われ、興奮醒めやらぬ二条良基(55歳)の手紙「…この手紙は読んだらすぐ、火中に入れて下さい。」
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小説『義満と世阿弥』【第3回】貝塚 万里子
生まれた時から将軍と成る事が決まっていた足利義満。義満に気を遣い、誰も対等と話そうとする人はいなかったが、世阿弥だけは…
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小説『義満と世阿弥』【第2回】貝塚 万里子
「もそっと近う、ここ迄寄れ。そちと二人で話がしたい」義満と世阿弥の対面。
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小説『義満と世阿弥』【新連載】貝塚 万里子
うっすらと化粧が施された白い面、切れ長の目、額の上に絶妙に配された朧の眉、全てが完璧で、神々しくさえあった。