【前回の記事を読む】将軍と少年芸能者の“友の誓い”――侮辱された世阿弥が将軍義満に願ったこととは…この結果京都は反頼之派の軍に包囲され京都は大混乱に陥り、兎にも角にも細川頼之が追放されなければならない状況に追い込まれてしまった。一三七九年四月十四日、義満は有力守護を室町第に招集し、遂にその意に反して細川頼之の罷免を宣言した。細川頼之と言えば将軍を補佐する管領であったが、義満の父義詮が死の床で「汝…
[連載]義満と世阿弥
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小説『義満と世阿弥』【第10回】貝塚 万里子
親友は敵方の縁者?! 彼と敵対しないためにも若き将軍義満は南北朝の統一を画策する――
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小説『義満と世阿弥』【第9回】貝塚 万里子
将軍と少年芸能者の“友の誓い”――侮辱された世阿弥が将軍義満に願ったこととは…
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小説『義満と世阿弥』【第8回】貝塚 万里子
若き世阿弥、貴族の笑いを一瞬で静めた一句――その巧妙すぎる言葉遊びとは
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小説『義満と世阿弥』【第7回】貝塚 万里子
連歌など結局は言葉遊び、虚しい暇つぶしに過ぎない様だ。俺が芸術に求めるのは、もっと違う何かだ
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小説『義満と世阿弥』【第6回】貝塚 万里子
生きる意味を求める将軍義満の深夜の問い──星空下、義満と世阿弥が語る「前世の記憶」と「この世の意味」
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小説『義満と世阿弥』【第5回】貝塚 万里子
足利義満と世阿弥、18歳の征夷大将軍と13歳の能役者。身分も姿も対照的な二人…いつ迄もこの仲が続く訳が無い。
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小説『義満と世阿弥』【第4回】貝塚 万里子
12歳の能役者・世阿弥に心を奪われ、興奮醒めやらぬ二条良基(55歳)の手紙「…この手紙は読んだらすぐ、火中に入れて下さい。」
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小説『義満と世阿弥』【第3回】貝塚 万里子
生まれた時から将軍と成る事が決まっていた足利義満。義満に気を遣い、誰も対等と話そうとする人はいなかったが、世阿弥だけは…
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小説『義満と世阿弥』【第2回】貝塚 万里子
「もそっと近う、ここ迄寄れ。そちと二人で話がしたい」義満と世阿弥の対面。
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小説『義満と世阿弥』【新連載】貝塚 万里子
うっすらと化粧が施された白い面、切れ長の目、額の上に絶妙に配された朧の眉、全てが完璧で、神々しくさえあった。