過去の南極氷から二酸化炭素濃度だけでなく、気温もわかる。80ppm変化で南極氷の温度変化は10℃も変化している。極地は、8ppmで1℃上昇することになる。濃度変化に比例して気温も変化しているのである。
410ppmだとどうなるか、小学生の問題である。100年前の1920年の濃度を300ppmとして算出してみると
410-300=110ppm
110÷8=13.75℃
で極地は1920年のときより14℃上昇する。
2018年では、1990年からの28年間で60ppm上昇した。では温暖化対策放置の2100年では、
2100-2018=82年、
(82÷28)×60ppm÷8=21.96℃、
極地は、この温度が加わり将来36℃上昇になる。冬にわずかに氷ができる程度なのだ。極地は凄まじい温度上昇に見舞われる。極地温度と地球平均気温とは相関関係を持つ。
二酸化炭素濃度の上昇が始まった1900年から、実際気温が上がる1980年ごろまで遅れ時間が発生していることになる。遅れ時間があるということは、410ppmで停止させても、温度上昇はこの先何年も続くことになる。
これはいったい何を意味するか?
1990年のころの二酸化炭素量の排出量に抑えれば気温は、1.0℃未満にできるというのはウソなのだ。2.0℃ぐらい上昇するかもしれない。年数がさらに経過すればさらに上昇するのだ。もうこれは生物が再生できなくなる気温で、完全絶滅に近い環境である。
気温の上昇が抑えられるというのも、人に脅迫されて、震えながらウソのデータを国際会議で発表したのである。研究者はわかっている。
ただ、人々の生活レベルや経済レベルが落とせないからしかたなく1.0℃未満にできる見込みとしているのである。
二酸化炭素濃度を240ppmに下げろ。急げ、全生物絶滅になる。
温暖化を研究している方々、これを読んで自殺なんて考えないでほしい。仕事を止めたりしないでほしい、あなた方が一番よく温暖化問題に詳しいのだから、早急に世界に向けて温暖化対策を提示してもらいたい。みなさんが待っている。
二酸化炭素濃度が240ppmに下ると、極地はかなり寒くなると思う。何年も経過すれば氷河が再生できる。