愛する相手
木と話す
花と話す
山と話す
水に聴く
雲に聴く
海に聴く
蜘蛛と見つめ合う
土竜と見つめ合う
梟と見つめ合う
地上のすべての生きものがたがいに 聴き 話し 見つめ合い
愛を交わし 愛を分ち合い そして
愛の種子を 残すのです
嘘 空想 絵物語じゃないの?―
はい なんといわれても構いません
それでは こんな確率計算をあなたはご存知でしたか
地球の生命が 地球上に誕生したのは「廃材置き場の上を竜巻が通過した後に
突然ボーイング747が出現するのと同じ0.00%の統計的確率」でした
木も蜘蛛も微生物も人間もそのありえない奇跡から生まれた同じ生命体でした
そのありえない奇跡の生命が
たがいに見つめ合い言葉を交わし愛し合うのです
そこに何の不思議があるでしょう
アラスカの民話によると
昔々 生き物はみんな同じ言葉で自由に話していたそうです
これが人類の記憶です
ビックリしちゃいますよ
これはVR仮想現実でも
AR拡張現実でもありません
わたしたちが 深く愛し合うとき
わたしたちの生命は わたしたちが生み落とされた奇跡の時間を
再体験するのです
銀河系惑星地球の
演じた奇跡を自らのうちにリアルに体験するのです
その愛 その力 そのエネルギーを