【Part2】 不登校になった子どもからのメッセージ [絶賛!不登校中の君へ]
[絶賛!不登校中の君へ]
あかん、やっぱ無理や、やばい、限界。
そんな俺を見て、おかん、急に何も言わなくなる。そして、パソコンに向かって、ひたすらなんか検索してる。
そして。
「一緒に相談行こ」
と言って、誰にも会うことのない夜遅くに俺を連れ出す。俺はよくわからんまま、とりあえずおかんに付いてく。
そこには、不登校になった子とその親の相談に乗ってくれるという、ちょっと若い、年の頃三十過ぎぐらいの男の人が居た。まず俺と二人っきりになり、何するんかなと思ったら、いきなり、
「好きなゲームなんなん?」
と聞いてきて。それで、当時流行りのゲームの最新版をさせてくれた。もう、夢中になってする。超絶楽しい。時間を忘れる。
それから、本題。今の気持ち、とかいろいろ聞かれたけどあんまり覚えてない。で、そのあとおかんと二人で何やらしゃべってた。なんか知らんけど、ちょっと気持ちが落ち着いた。
また来てもええかな、と直感で思った。だって、その人は俺のことを一切否定せえへんかったから。