ある時に──
ほのかに揺れる君の髪
洩れる吐息の甘き匂い
そして、ああ、ふるえる赤き唇
全ての記憶の遠のいて行く時──
重くたわわな白き胸
赤きぶどうを口に含めば
強くかき抱きうめき行く
君よ、君よ、美しき女よ
柔らかく魔のごとき肌
我をとりこにして
もはや逃れる術もなし
よせる眉根にふるえる我
寄せ来る波に揺られる如く
恍惚の時の過ぎ行く──
ほのかに揺れる君の髪
洩れる吐息の甘き匂い
そして、ああ、ふるえる赤き唇
全ての記憶の遠のいて行く時──
重くたわわな白き胸
赤きぶどうを口に含めば
強くかき抱きうめき行く
君よ、君よ、美しき女よ
柔らかく魔のごとき肌
我をとりこにして
もはや逃れる術もなし
よせる眉根にふるえる我
寄せ来る波に揺られる如く
恍惚の時の過ぎ行く──