僕の青春

あの時に僕は思ったのだ

もう僕の青春は終わりだと

あの熱き砂浜に

しびれるごとき日の光をあびて──

誰を恋してるというのでも

何をしたいと思うのでもなく

ただ意味もなく流れる日々

ああ、あの日君に会えていたら──

僕の一番美しい日々を知らず

神の恵みの空を知らず

君は無邪気にも言う

私を好きだと──おお何をもて──

僕はあの時に青春を捨てたのだ

ま白き浜の砂とともに

まっ青な深き海の色とともに

しびれる日の光を想い切り断ち切って──