私たちは、生活や目的を達成するための必達額を、常に意識しなければならない。事務所の理念として掲げた「懐仁仗義」は、行基菩薩様の言葉の一説を、お聖人から戴いた。
「懐に優しさを持って、正義たる正しい道を示せ」という意味であるが、この精神を貫くためには、人に優しく、強い精神力と行動する身体が必要であると考える。
私は今の道を選び、社労士を糧として生活をしている。これは様々な先生や人との出会いによって学び、そして、それに生かされているからだ、と考える。
「若くして学べば壮にして成すことあり。壮にして学べば老いて衰えず。老にして学べば死して朽ちず」との教えを知ったのは、開業後、しばらく経ってからのことであったが、常に学び、学習しなければならないと思う。
今日よりも明日、明日よりも明後日と学び続けることができる喜びを享受し、学びの先に希望のある未来があると、これからも信じていきたいと思う。そのために、私は生涯にわたり、周りの意見に丸く収まることなく、自分の誇りと正義のために戦い続けたいと思う。
いつの世も常識は変わる。しかし、良識は不変のものである。良識を持って義を示し、人の歩む道に明るい灯を掲げることが、私の使命だと考える。