評論 写真集 動物 2021.07.25 写真家・榊原俊寿作品集『素晴らしい地球』より4枚 素晴らしい地球 【第7回】 榊原 俊寿 とことん楽しめ“親子”時間 動物写真家・榊原俊寿が撮り続けた動物の親子たちに、あたたかな言葉を添えて贈る、まるで絵本のような一冊。 不安とたたかう今だからこそ、本当に大切なことを見つめなおしてほしい。 親子で楽しめる、癒しの写真集。 この記事の連載一覧 最初 前回の記事へ 次回の記事へ 最新 本記事は榊原俊寿の写真集『素晴らしい地球 明日へのメッセージ』(幻冬舎ルネッサンス新社)より一部抜粋・再編集したものです。 この世界は楽しい事がいっぱい 雪の中を駆けずり回り 噂話に花を咲かせ デュエットが得意なのさ
小説 『あした会社がなくなっても』 【第9回】 桐生 稔 左遷されたその日に1本の電話——「本部長からです。」その内容は、怒りで受話器を壊しそうになるような… 【前回の記事を読む】入社して2か月で、静岡・富士支店へ左遷。本社に呼び出された理由は――職場の人間関係を壊したことだった。(こんなに近くで富士山を見たのは、人生で初めてだ……)桐谷は富士駅に降り立ち、目の前にそびえる富士山を見て、思わず息を呑んだ。その大きさは想像をはるかに超えている。遠くから見る存在だったはずの富士山が、まるで目の前に突きつけられたように、圧倒的な存在感で立ちはだかっていた。(…
小説 『標本室の男[注目連載ピックアップ]』 【第17回】 均埜 権兵衛 「天地無用」と書いてあるのに全くおかまいなし。取り扱い注意・水濡れ注意・割れモノ注意等のシールも貼りつけていたが… 【前回の記事を読む】あらゆる種類の人間が、蠢く街。東京・新宿——「都会に行けばなんとかなる」。そう思っていたが、彼が見たものは……やがて夕方のラッシュが始まろうとしていた。骸骨は跨線橋に凭れて夕映えの街を眺めていた。どこからともなく人々が現われ、背後の駅に吸いこまれていく。遠くで線路の架線が西陽を受けて光っていた。電車の長い列が乾いた音を響かせて行き来した。これから大勢の人がぞろぞろと駅の口に呑…