評論 写真集 動物 2021.08.22 写真家・榊原俊寿作品集『素晴らしい地球』より5枚 素晴らしい地球 【第11回】 榊原 俊寿 とことん楽しめ“親子”時間 動物写真家・榊原俊寿が撮り続けた動物の親子たちに、あたたかな言葉を添えて贈る、まるで絵本のような一冊。 不安とたたかう今だからこそ、本当に大切なことを見つめなおしてほしい。 親子で楽しめる、癒しの写真集。 この記事の連載一覧 最初 前回の記事へ 本記事は榊原俊寿の写真集『素晴らしい地球 明日へのメッセージ』(幻冬舎ルネッサンス新社)より一部抜粋・再編集したものです。 口づけをして うっとりした気分になれる おっと! 世の中、いい事ばかりじゃないぞ 災難は突然訪れる
小説 『アントライユ』 【第3回】 鈴木 恋奈 彼の父親と私の母が不倫。親族双方殴り合いの大事件になった。だが、彼の母親は「慰謝料は要らないから」とだけ言って姿を消し… 【前回の記事を読む】彼にピアスが増えたら、私は自分の耳にも印をつけて、ニードルを取り出す…「痛い痛い!」それでも彼とお揃いがよかった私たちは新潟県の外れにある小さな町で育った。私は、ボロボロのアパートで生まれた。母親の稼ぎが少なく、泣く泣く住んでいた。幼少期に千春がそのアパートの隣の部屋に引っ越してきたのだ。千春の母親の後ろに隠れる彼の光る涙は私の心を潤した。今でも鮮明に思い出せる。彼の目は女の…
小説 『赤い靴』 【第16回】 高津 典昭 まさか実の娘を手籠めにするとは…天地がひっくり返るほど驚き足腰が立たなくなってその場にへたり込み… 【前回の記事を読む】父親に"酷いこと”をされ、泣きながら走って行く姿を見ていた近所の人は「どうしたの?」父親は本当のことをいうはずもなく…ところが、恵理は父から襲われたなんて恥ずかしいことをとても言い出すことができなかった。本当の話はできないが、何かを話したかった。他人と話がしたい。そこで話題を関係ないことに持っていった。何でもいいのだ。気が紛れるから誰かと話がしたい。「明後日から働くのが不安な…