評論 写真集 動物 2021.08.01 写真家・榊原俊寿作品集『素晴らしい地球』より4枚 素晴らしい地球 【第8回】 榊原 俊寿 とことん楽しめ“親子”時間 動物写真家・榊原俊寿が撮り続けた動物の親子たちに、あたたかな言葉を添えて贈る、まるで絵本のような一冊。 不安とたたかう今だからこそ、本当に大切なことを見つめなおしてほしい。 親子で楽しめる、癒しの写真集。 この記事の連載一覧 最初 前回の記事へ 次回の記事へ 最新 本記事は榊原俊寿の写真集『素晴らしい地球 明日へのメッセージ』(幻冬舎ルネッサンス新社)より一部抜粋・再編集したものです。 アーティスティックスイミングなら任せてよ いやいやアクロバットだって ブレーメンの音楽隊! こんな顔だって出来るんだぜ
エッセイ 『心に咲いた向日葵』 【第10回】 丸山 珠輝 「大声を張り上げたって誰も来ない」両手を捕まれ、無理やり触らせられ…。ことが終わると、涙を流しながら夢中で手を洗い続けた 【前回の記事を読む】「覚えるともうかるぞ」私はマッサージの"スペシャル"の意味をようやく理解した。そう言って横になっていた男は上向きになり…「スペシャルなんか教えていただかなくて結構です。そんなことまでして稼ぎたくありません」「おめえ、ようく考えろよ。めくらってのは、人に迷惑かけることが多いんだろう、そんな時に札びらちらつかせてみろ、少しはおめえらに手を貸してくれる者も出てくるってものよ。世の中…
小説 『魔手 隠密捜査官6』 【第4回】 冬野 秀俊 真夜中に熟睡を脅かす物音が聞こえた。壁に耳を当てると、呻き声を伴っていた。 【前回の記事を読む】「危ない!」急に抱きつかれ無言のまま周囲を見回した。注意してみたが2人に危険が及ぶようなものは何もなかった…ホテルに着いた二人がとった行動は、正反対のものだった。軽くシャワーを浴びた清一が、一階のフロアーのラウンジでゆっくりと寛いでいるのに対し、スージーは警戒のための準備に余念がなかった。二人が市場広場の山手にあるステーキ店を訪れたのは、十九時少し前だった。スージーが予約して…